2012年3月29日木曜日

LaCieドライブのハード・ファームアップデート

  iMacに使っている外付けのDVD-ドライブはLaCie の DVD±RW。中身はDVR-106BK。別段そんなに困らないのだが、訳あってソフマップで中古品AD-7107Aを¥1,000-で購入。比較したのが下の表。

上:DVR-106BK 下:AD-7170A

 最新の新品でも値段はこの2.5倍ぐらいではあるのだけれど、買ったからには使わないと無駄!という訳でLaCieのDVDを交換してみた。
 その前にLaCieを調べていたらLaCie DVD update tool (2.0.6 Mac) · 2011/12/13が出ていたので、まずはアップデートをかけた。何の問題もなく終了。
 その後に、開けてドライブ交換。ワランティーのシールをはがさないとネジが出てこないが、とっくの昔に期限切れなのでためらわずに剥がす。ドライブはジャンパピンだけを同じに合わせて、ケーブルを接続し動作確認。認識しているようだしCDも読めたので、元通りに筐体をネジで閉じる。

 
もともと、このAD-7170AはPS2修理の生け贄として参考までにソニー製を選んだのだけれど、構造は別設計だったので、生け贄にはならずに済んだ。今後はiMacの相棒としてガンバってもらおう!

2012年3月26日月曜日

SONY PS2...修繕?

 かつて頂いたSONYプレーステーション2。息子が言うには最近動かないことがあるという。
 ゲームディスクを入れると、ガガガ...と異音やローディング途中でフリーズ。そんなときは叩いてなんとかしているそうだ。
 どうも症状からすると、光学ドライブのシークが引っかかるか何かでうまく行ってない感じがする。
 まじめに修理にだすと結構費用がかかるようだし、今更保証も何もないので手を入れることにした。PS2はSCH-37000、さてと解体へ。
 
筐体を開けるところは、ゴム足とメクラ蓋を外して、タッピングネジを全て外すとここまで。この黒いところが光学ドライブ。
  解体を続けて、光学ドライブを完全に外すとこうなる。
 大きな丸はスピンドル、CDが回る中心だね。左にある黒い中に黄色く見えるものが、光ピックアップモジュール。そしてその光ピックアップモジュールを支えるのが2本の棒があり、その上に平行移動を行うためのモータがある。
  平行移動はモータ軸に直結したウォームギアの溝に突起のハマった摺動子(右の写真のウォームギアにかぶさっている白いもの)によって動くようになっている。ウォームギアが回転すると、溝にそって摺動子が移動し、摺動子が付いている光ピックアップモジュールも平行移動する構造になっている。
 どうもこの摺動子の突起が削れているような?気がする。
 摺動子がウォームギアに押し付けられているのは、この摺動子自体のバネ性みたいな感じ。
 
光ピックアップモジュールを支えているもう一方がこちら側。よく見ると水色の矢印で示したネジで軸に接しているだけのよう。
 駆動モータ側の軸を支点として一方はバネ性のある摺動子がウォームギアと接して、もう一方は支柱にネジで接している構造のように思えた。
 とりあえず、そこそこ動くようになれなって光ピックアップモジュールのトラッキング調整機能でカバーできれば読み取りできるのでは!
 ということで、水色矢印のネジを少し右に回して持ち上げることで、反対側の摺動子を若干ウォームギアに押し付けるようにしてみた。

 組み上げて動かしてみると読み取りに時間がかかったり、異音がしたり、停止したりは収まった。微妙な調整だけで行ったので、いずれ駄目になるだろうが、ひとまずはこれにて終了。

2012年3月23日金曜日

iPhone、我が家に登場!

新しいiPadが...と言っていたのだが、なんとiPhone 4Sが我が家に登場。
iPhone 4S

 しかも3台。これまではdocomoだったのだけれど、息子が進学に合わせてiPhoneが欲しいということで、ホワイト学割にiPhone家族無料キャンペーンにも乗っかっての3人分3年タダに引き寄せられて、この結果に。
今回のiPhoneは多分に勢い的なところはあるけれども、それでもApple製品の魅力は高いってことだね。これでiMac、iPod、iPhone、iPad、iTunesとアップルのサイトのカテゴリーひとそろいそろってしまった訳だ。おそらく、アップルは我が家の家電製品でメーカー別で数でもナンバー1だ。昔からすると想像できない事態だ。
 振り返れば、AppleⅡを横目に国産から使いだしたPCも、Performa5240に始まって5440、PowerBook1400c、iMac G3、Cube、iBook G4、iMac Core 2 Duo、iMac mid2010と数えてみれば8台目、iPodも初代shuffleからmini、nano、touchとよくもまあ注ぎ込んできたものだ。アップルの業績と株価に相当貢献しただろうな。
 iPhone 4S、これで3年間は使い倒さなければね!

2012年3月20日火曜日

UbuntuアップデートでParallels Tooolsもアップデート

 Ubuntu11.10を何気なくアップデートしたら、カーソルがUbuntuにとらわれてしまった。あー....どうやらParallels Toolsが効かなくなってしまったらしい。カーソルはctrl+alt(キーはctrl+option)で抜け出せるのだけれども、さすがにこのままでは使いにくい。調べるとParallels Toolsを再インストールすれば良いらしい。たまにしかこんなことは生じないので、忘れないために書いておく。

  1. Parallelsのメニューバーの仮想マシンからParallels Toolsを再インストールを選択する。続行を聞かれるので「はい」。prl-tools-lin.isoが接続される。
  2. UbuntuウインドウのCDのParallels Toolsを開く。以下はUbuntuウインドウでの作業。
  3. 左上のDashホームから、termと打ってターミナル起動。
  4. sudo -s でパスワードを入れて管理者権限を得る。
  5. Parallels Toolsのディスクへ移動する。cd と入れた後で上の2で開いたところのどれかのファイルをtermの中へドラックして、ファイル名の部分を削除してenterでも良い。
  6. ./install で開始
  7. 起動したらNextで、Upgradeを選んでNextへ
  8. 終わったら再起動
今回はこれでOK。やれやれ、Parallels Toolsは正常に復帰できた。

わけもよく判らずにLinuxを使うアプリだけを使うビギナーユーザーだから、使いこなしている方にはあたり前のことも、いちいちつまずくんだよね。今回は自分のためのメモということで。

2012年3月12日月曜日

SP-AMP1改造案

 せっかくMUSES8920を購入したことでもあるし、電源も強化したので、小型スピーカアンプSP-AMP1の改造を検討した。
 まずは、パワー段とバイアス・OPAMP部の電源の分離である。これまでは、シリーズレギュレータIC TA7815、TA79015の出力にアンプ回路のすべての電源を接続していた。電源を容量の多少あるトロイダルトランスに換えたことで、レギュレータIC出力と、整流平滑出力の2系統が出せるようになった。そこで、レギュレータIC出力にバイアス・OPAMP部を接続し、パワー段を整流平滑出力に接続することにした。
 この回路の場合は、バイアス段は電源電圧の変動で動作電流が変化してしまうので一定にしておきたいこと、OPAMPとバイアス段の消費電流は信号の大小によらずほぼ一定電流(パワー段に比べればだけど)であることから、レギュレータIC出力に接続するように考えた。
 パワー段は、といっても出力トランジスタのコレクタだけだが、負荷6Ωのスピーカなので、瞬時電流は交流状態でピーク電流は1Aを超えることもある。整流平滑出力は出力電圧も高めでアンプの最大出力電圧に対して余裕はあるし、その出力インピーダンスで大電流時に多少電圧が変動しても、エミッタホロワ回路なのでコレクタ電圧の変動はスピーカへの出力には影響がほとんど出ない。ということで、整流平滑出力へ接続することにした。
 こんな感じで。
 ここまでは考えたのだけれど、SPAMP1のヒートシンクが頼りない。パワー段の出力トランジスタのコレクタ電圧が、これまでよりも高くなるので、消費電力も増加し、発熱も増えるからだ。
 半日SPAMP1ながめての結論は、今のSPAMP1はそのまま、もう一度作り直そう!
 さて、いつ出来上がることやら...

2012年3月9日金曜日

The new iPad発表!

アップルが昨日の3月8日に新しいiPadを発表した。報道によると3月16日から国内でも発売されるとのこと。
 現在、アップルが世界一の企業価値の会社になっていることやジョブズ氏が亡くなって最初の最初の大型イベントということもあって、発表されたiPadを見て期待はずれとの声もあるようだ。Appleを最近の流行として外見性やスペックだけを見ている方からすれば、そうなのかもしれない。でも私からすれば、その感性の方向性と技術は確実に進んでいるのではないかと思えるので、期待はずれということにはならない、と思っている。感動や楽しませることや直感的な使いやすさを達成するために、数値というスペックがあるのであって、その逆ではないのだから。
 iPhone4でRetinaディスプレイを見たときの感動を、今度はiPadでも体感できるとしたら、それだけでも十分新製品としての価値があると思う。

 そもそもiPadは不思議なものである。我が家にも初代iPadがあるが、iPadはなんというか表現しにくい「モノ」であって、機器とか装置、家電ともPCでもない、様々なものが融合した新しいカテゴリーを拓いた「モノ」であって、つまりは「iPad」と表現することしかないような「モノ」なのだ。我が家では最も活躍という表現がふさわしいも訳でもなく、日常化しているiPadである。ちょっと調べる、探す、見る、確認する、楽しむ、暇つぶしをする、であって、誰かが使い終わったらそこに放置され、また、誰かが手に取るのである。これまでにない「iPad」的なものということである。
 
 そんなiPadの新型の実物を見たら欲しくなってしまう(見る前から欲しいのだけれど)が怖い。iPad2もなんとか耐えたのに。Appleフリークってことは自覚しているが、それを差し引いても欲しくなる「モノ」だっていうところだけでも、私にとっては期待はずれではないとう証拠かな...
1st iPadに表示された「新しいiPad」
今はまだこれで見るだけ

2012年3月4日日曜日

簡易電源製作 AC100V→DC±15V1A

前にも書いたがスピーカアンプの電源が実は電力不足だったので、そのためにトロイダルトランスを手に入れたのだが、なかなか考えがまとまらずに今日まで放置状態だった。
悩んだのは、回路的ではなく、配置とかトロイダルトランスの固定方法とか。今回のトロイダルトランスは基板に刺さるタイプではないゴロッとしたもので、コイツをどう基板上に固定するか?で時間がかかった。出来上がりがこれ↓
電源出来上がり

 トロイダルトランスを基板に固定する方法は、下の部品を使って基板にボルトで固定するようにしてみた。材料はホームセンターで入手。黒いのは滑り止めの粘着テープ付きスポンジで、金具の一方に貼付けたもの。

 ユニバーサル基板上に滑り止めのスポンジを貼付けて、トロイダルトランスを基板上に置き、基板裏面から穴あき金具(スリットの入ったもの)を通して、トロイダルトランス上面をスポンジを貼付けた穴あき金具で押さえ、ボルトで挟み込んだ。
トロイダル トランス 固定の断面図
 このようにすれば、ユニバーサル基板にたわみが集中しないし、比較的簡便に取り付けられる。

 電源の回路は以下のようにした。
3端子レギュレータ(TA7815、TA79015)で±15V、および、ダイオード整流後に平滑したそのままのPower用に±18Vを出力する。レギュレータ出力側に発光ダイオードで取り合えず電圧が出ているか確認用にLEDを設けた。なお、この回路にはスイッチが無い。テーブルタップにスイッチがあるので、そちらを代用する。
 これで、小型のスピーカアンプの電源は出来上がった。さて、次はMUSESも手に入れたこともあるので、もういちどOPAMPを使ったスピーカアンプを考えおすか、MUSESを使ってみる回路を見直すかだな。
電源回路 Reg±15V Power±18V 
どうでも良いことなのだが、なぜ東芝の7900系はTA790xxなのだろうか。他社は、例えばJRCならNJM7915なのに....

MUSES 8920!購入しました。

新日本無線のMUSES 8920を購入しに秋月電子へ。
 確か前行ったときには建物に入って右側に確かMUSES関連があったはずと思ってみると、レジ前にMUSES 8920の棚はあるがカラ!しまった売り切れか?、と思って店員さんに確認すると、「あっ、ありますよ」、と後ろからストックをたくさん出してもらった。レジの店員さんからは死角だったらしい。
1個480円で2個購入。やれやれ、出直さないで済んだ。

 さて、普通はここまで書いたら手持ちのアンプで交換してみるところなのだが、アンプの電源の電力不足がまだ解決しておらず製作中!
 どうやって聞いてみようが、考えながらまずは電源作成に注力しよう!
 なんか、パワーものにいろいろ手をつけてしまって、これからは熱計算まじめにしようかなーって。まあでも、試作だしバラックのままでケース入れる気はないから、過酷だけれども加速試験と思って、ICはじめ部品には耐えてもらおう!
 こうはもう一回書けるかな