スピーカエンクロージャーの作成1
スピーカエンクロージャーの作成2
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DCU-F121W |
いよいよ組み立て!もくもくさんで正確に寸法通りにMDF材を加工していただいたので、大きな加工は必要ないが、一部自分で木工の加工を加えている。自分での加工箇所は以下の通り
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DCU-F121W寸法図 |
- スピーカ裏の裏面テーパー加工
- ポート出力のテーパー加工
- 端子穴加工
- 外形面取り
- 表面加工
1のテーパ加工であるが、このPARC Audio DCU-F121Wは磁気遮蔽のコイル駆動部分がφ87mmあり、板の取り付け穴は開口がφ100mm、板厚が15mmあるので、そのままつけてしまうとコーンの背圧が共鳴箱に伝わりにくくなってバスレフの効果が弱くなってしまう可能性があるので、写真のように取り付け穴を避けた四方を木工用の丸ヤスリでえぐった。
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スピーカ開口裏面 取り付け穴とユニットの磁気回路は隙間が結構狭い |
2はポート出力の穴の出口も同じように丸ヤスリでえぐって紙ヤスリで仕上げ。
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ポート開口部テーパ加工 |
3はスピーカの端子を外部に接続するため、秋葉原で探したネジの長いターミナルに合わせて穴をドリルで空けた。今回は、Mac脇に置くために奥行きが厳しいので、筐体の横に設けた。よって、右用左用で穴位置を反対側に。表が側のスピーカ固定用のガイドを同じくドリルで穴あけ。
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スピーカターミナル (下のプラスチック部は一部加工) |
4の外形は平ヤスリで角を落とした後に紙ヤスリ。
5の表面加工というのは要するに紙ヤスリで表面を多少磨いてからクリアで塗装である。
他に部品としてはポートで塩ビパイプでホームセンターの端材で入手した。グラスウールは少ない量が手に入らず、とりあえず無し。
さて、組み立てそのものは、ネジを使用せずに木工用ボンドで接着、ポートの接着はパテのみで固定。筐体の裏蓋は開けるようにここだけネジを使用。今回は、筐体の接着ができた後に、その内側に固定用の補助木材を木工用ボンドで接着し、それが固まった後に裏蓋をはめて、同時に裏蓋と補助材を合わせてドリルで穴空けし、写真のような金具を表のスピーカ穴から手で押さえてネジ止めすればひとりでに補助材に刺さるので、それで固定することにした。補助木材は柔らかめの杉でこれも端材。
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スピーカ筐体内部 木材はすべて木工用ボンドで接着 |
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ポート 塩ビパイプをパテで固定 |
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裏蓋取り付け金具 |
以上、筐体を組み立て、全体を紙ヤスリでやすったあとで塗装して、スピーカユニットと端子を取り付け、なんとか完成!
見た分かる通り、塗装で色むらが出てしまった。液ダレが原因。時間を焦ったからなんだけれどこれは反省点。他はグラスウールが手に入らない以外はまあまあ良くできた。
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スピーカエンクロジャー完成(右用) |
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