2012年1月15日日曜日

いまさらながら2011アンプ1

年が明けて何かを始めようと、この休眠ブログを再開。とはいっても、内容は昨年に本当に気ままに造ってきた有象無象の振り返りからスタート。
まずは、小型スピーカアンプ1。
iMacの外部オーディオアンプとして小型スピーカを鳴らすために製作。
構成はDC直結アンプでOPAMPにダーリントンっぽいAB級トランジスタバッファ構成。
小型スピーカアンプ SAMP2011

回路図は右チャンネル分で同じものが左チャンネル分あってステレオ1回路である。
ほどほどのスピーカをまあまあシンプルにでこの回路に。出力パワーを比較的小さな2SC3421/2SA1358のトランジスタで稼ぐために3素子の並列とし、エミッタ抵抗で電流が集中しないように平均化。2SC1815/2SA1015を使っているバイアス構成部分も次段のトランジスタのバイアス電流と、過渡的に消費電力が過大にならないような抵抗値にした。電源電圧が高いので、利得の最大はこれよりも高くできるけれども、各素子の消費電力を考慮してこのぐらいに抑えた、というところである。
ヒートシンク装着前
ペプシneoヒートシンク装着! アルミ缶から作成
これでも電力的にはトランジスタも無理しているので、出力トランジスタには自作の放熱板(ペプシneoヒートシンク!)を作成。これの放熱性は計算していないけれども、趣味の工作だから無いよりはましというとこでご愛嬌。
出来上がってのところではオフセットもまあ許せる範囲だし、スピーカから音も出ているし、壊れることもないので、趣味の範囲ではいい感じである。
課題は、ご覧のように回路には電源投入時のボツ音対策がないので、スピーカに気合いを入れた後で聞く状態になるところ。
OPAMPはソケットにしたので、8ピンの製品なら差し替え可能なので、今後は試し聞きできる。いろいろ変えて聞いてみる。現在はNJM2114DD。代えても、iMacのヘッドホン端子が入力という前提だけどもね。
小型スピーカアンプ  SPAMP-1  (電解コンは電源平滑用で回路図には未掲載)


0 件のコメント: