2010年8月22日日曜日

小手調べにキットから

久しく自分でまじめに作っていなかったので、しばらく前に手に入れていた若松通商のオリジナルUSBオーディオキットWUAIF01を作ってみた。このキットはUSBコネクタから電源もとれるので、お手軽に作ることができる。OPAMPはOPA2350が付属していて、アナログ出力のラインアウトに使っている。ヘッドホン出力もあるが、こちらはPCM2706からの受動素子の簡単なフィルタのみのダイレクト出力となっている。
USBインタフェース対応のPCM2706が基板の上に既に搭載されていて、あとはその他の部品をハンダ付けすれば出来上がりである。とりあえずは音云々ではないので部品としてはキットのものを使用したが、OPAMPと水晶発振器だけは一応ソケットをつけた。
ハンダ付けが下手になったなあ、と実感しつつ、それでもなんとか完了。一応、Macにダイレクトでは怖いので、USBハブ経由でまずは接続。問題なし。音も出る。
それにしても便利なICだねPCM2706は。この基板については若松通商さんのだから特に言うことなし。
それじゃ次へいってみよう。
※ステレオのミニジャックと基板もキットにはついていません。

2010年8月17日火曜日

BBのためのCADツール

BBとはブレッドボード。ソルダーレス・ブレッドボードもあるけれども、ここではユニバーサル基板のこと。回路を考えてユニバーサル基板で回路を作ってみるには、ひらめきと経験がいる。昔は回路を眺めて、基板を眺めて、えいやっ!で結構作れたものだけれど、いまは自信がない。最近、造ってないせいか、年のせいか...
そうは言ってもモノは作りたい。億劫なのはBBの本番で失敗すること。なので、BBをMac上でレイアウトを試せるツールを探してみた。ただし、Mac上で手頃なものが見つからなかったので、Windows上で見つけた。
PasS(Parts Arrange Support System、プリント基板エディ。なかなか便利でBBの部品の配置を考える上で重宝する。こんな感じでできる。


ツールを無料で提供してくださる皆様へ感謝!

2010年8月16日月曜日

Macで回路シミュレーション&回路図!ツール編

Macでアナログ電子回路のシミュレーションというとWindowsに比べて選択肢は少ない。我が家のMacにはWindowsXPが入っているからフリーで使えるLT-SPICEでも良いのだけれど、少数派好みとしてはMacOSでやってみたい。
いまはQucs(Quite Universal Circuit Simulator)を使ってる。WindowsでもLinuxでも使えるちょっと変わったアナログ回路向けのGPLのフリーなGUI付きのシミュレータ。国内のいくつかの大学でも使っているようで、いくつかのマニュアルが作成されている。まだ、使い切れている訳ではないが、機会があれば紹介してみる。

 
だけどシミュレーションするにはいいのだけれど、DACボードの回路図を書くだけには向いていないかなあ。回路を書くだけなら水魚堂さんの回路図エディタQt-BSch3V。Qucsのライブラリを自分で充実すれば良いのだけれど、なかなか手間なので、こちらを使っている。仕事じゃないから、トランスレートのミスは自分で負えば良いからね。

2010年8月15日日曜日

電子工作 再び

 長らく休眠状態zzz。よくもまあ、ほったらかしにしておいたものだ。いろいろ考えることもあり、再び、書いてみようかと思った訳です。
きっかけは、巷で噂のMUSES!
最近、自分の手を動かしていないし、久々に、ということで、思い切ってDACを作ってみようと。
私の環境は主としてMacなので、そこで使うツールを含めて、考えたこと、作ったことなど、書いてみようと思ってます。
次回はツールの紹介から。